ダラス美術館(以下、DMA)は以前、このブログ内でも紹介しましたが、24,000点以上の芸術品を収蔵する超巨大美術館です。詳細はこちら。
今回は期間限定開催のクリスチャン ディオール展に行ったのでシェアします。
Dior: From Paris to the World
この展示会ではディオールのオートクチュールの歴史が感じられるように様々な年代のコレクションが展示されています。(化粧品や香水はありません)
まず入口で出迎えてくれたのがこちらの黒一色のコレクション。かっこいい!
そして、部屋を変えると今度は白一色!いつまででも見ていられるぐらいカワイイ♡
その後はディオールを牽引してきたデザイナー毎のブースになっております。もちろん、最初はクリスチャンディオールです。スケッチもありました。
裕福な家庭に生まれたディオールは元々政治の勉強をしていましたが、芸術に興味をもち、父の支援を受けながらギャラリーを開設。その後、世界大恐慌などの苦労もありながら、1942年にデザイナーのキャリアをスタート。そして、ついに1947年にクリスチャンディオールというブランドを立ち上げます。デザイナーとしては遅咲きだったみたいです。
今回初めて知ったのですが、ディオールの二代目のデザイナーはイヴ・サンローランなんですね。アパレルのこと詳しくないから全然知らなかったです。
オートクチュールの展示のため、私たちが普段着るようなドレスはありません。語彙力不足でどのように表現したらよいのか分からないのですが、とにかくどのドレスも奇抜!美しい!!
ディオールを語る上で重要なワードが「New Look(ニュールック)」です。細いウエスト、短い袖、足首までのロングスカートなど…今では一般的なスタイルも昔はディオールが始めたスタイルで、ファッション業界の革命とまで言われたそうです。
トンネルを模したようなこのブースは特段きらめいていました。
両脇には様々なスタイルのドレスがありますが、国の伝統衣装を模したようなコレクションもあります。(日本?チマチョゴリ?アオザイ?アフリカ?)
こちらはまるでドールハウスみたい。遠くからみると、よりフォルムが美しくみえますね。
すごいガーリーな雰囲気のブースも可愛かった!訪れたマダムたちも「Wow~」という声を漏らしていました。フランスのブランドらしく、フランス王宮って感じ。壁に飾られている絵も本物の名画だと思います。
私の大好きなオードリーヘップバーンもディーオールを着ていました。
展示は全部で30分もあれば見終わる規模ですが、混んでいるとなかなか前へ進めなかったりします。
ちなみにお客さんは95%が女性でした(笑)さすが!!でも男性もたぶんアパレル関係なんだろうな、というようなカッコイイ風貌の人がいまして、個人的にはそっちも注目でした。笑
チケット代:火曜-木曜$20、金-日曜$25(月曜休み)
期間:2019年5月19日~9月1日
私は平日の13時に行ったのですが、それでもすごい混雑していました。入場制限があるようで、入るのに5分並びました。午前中は空いていると思います。
期間限定なので、ぜひ興味のある方はいってみてください!!
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