ダラスのことを紹介するブログでありながら、大定番のスポットを紹介していませんでした。
おばあちゃん世代の方に「私ダラスに住んでいます」と言うと、「ジョン・F・ケネディが暗殺されたところかい?」と言われます。今でこそダラスは経済都市として目覚ましい発展を遂げましたが、ひと昔前まではダラスは「ジョン・F・ケネディ暗殺の地」というレッテルがは貼られていたのです。
ダラスのダウンタウンにある、元教科書倉庫ビル。1963年11月22日、このビルの6階からパレード中のジョン・F・ケネディに向けて発砲され、当時アイドル並みに大人気であった大統領は帰らぬ人となったのです。
現在このビルはジョン・F・ケネディに関する博物館となっており、ダラスの代表的な観光スポットの一つです。このブログではThe Sixth Floor Museum at Dealey Plazaについて書いていきます。
ダラス観光にお買い得なCity Passで行くことも可能です。
The Sixth Floor Museum at Dealey Plaza(シックス フロア ミュージアム)
このブログに出てくる写真は2019年に撮影したものなのでとても古いです。変わっている可能性もあることご了承ください。
入場料、大人$18。月火曜休みです。
この博物館では下の写真のような翻訳機オーディオを無料で借りれます。これがとても素晴らしく、ジョン・F・ケネディのこと、その暗殺の一日の流れなど事細かに解説してくれるので、理解が深められます。もちろん日本語以外もあるので、英語ネイティブではない方は借りてください。
博物館ではジョン・F・ケネディの幼少期から死去後までにわたる、膨大な展示物があります。ぜーんぶゆっくり見て、オーディオを聞いていたら丸一日かかると思うので、飛ばし飛ばしでも良いかもしれません。
とてもリアルなことに、犯人が撃ったであろうポジションから外を眺められます。「その時歴史は動いた」のテーマソングが流れてきそうです。
教科書倉庫だったということでこんな感じで段ボールが積まれていたんですね。ジオラマを使ってピストルの軌跡なども解説しています。
ケネディ大統領は当時アイドル並み大人気だったらしく(今では大統領が大人気っていうのが考えられないですよね)、多くのダラス民がパレードを一目見ようと見に来ていました。目の前で大統領が銃弾に倒れるなんてショッキングすぎますよね。実際にその映像(ザプルーダー・フィルム)も残っているんですよね。隣の奥様、ジャクリーンのピンクのスーツがカワイイですね。
ジョン・F・ケネディが暗殺されたことは知っていたのですが、実は大変ナゾも多く残る暗殺劇ということを初めて知りました。Wikipediaなどをご覧いただければと思いますが、犯人として逮捕されたオズワルドも二日後に殺されています。
さらに年月は経ち、ジョン・F・ケネディの子孫たちもナゾの死を遂げていたりと未だ真相がつかめていなかったり、疑問を投げかける専門家も多いようです。ナゾが多ければ多いほど、色んな噂も増えるし大統領も大変ですよねぇ~(/・ω・)/
博物館を見終わったら、実際に暗殺現場まで行ってみましょう。暗殺ポイントには×印がしてあります。人が亡くなった場所が観光スポットになっているって、よく考えたら変なんですが、、、多くの方がこのポイントを背景に写真を撮っています。
付近では、ジョン・F・ケネディマニア?みたいな方がお土産品を販売していたり、お願いしていないのに勝手に解説を始めたりしています(笑)
あとたまにローカルニュースになっていますが、変な宗教団体がここの道路で抗議(プロテスト)みたいなことをやっていたりしています(多いときは300人ぐらい)。ジョン・F・ケネディは殺されていない、生まれ変わって戻ってくるんだ~みたいな内容なので、もしいたら近づかない方がいいです(-_-;)
博物館から徒歩5分もかからない場所にJohn F. Kennedy Memorial Plaza(ジョン・F・ケネディ メモリアルプラザ)という碑があります。まぁなんてことない記念碑なんですが。
ぜひこちらも合わせてご覧ください。左下写真、後方はダラスのシンボル リユニオンタワーです。
ダラスは観光地が少ないので、暗殺地が観光地になるという悲しき現実。
入場料、大人$18。月火曜休みです。
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