シェアオフィスでノマドライフ「Common Desk」

実は私たち夫婦はシェアオフィスを利用していました(今はお休み中!)。そのことをシェアします~

なぜシェアオフィスを利用するのか?

実は私の夫のお仕事はオフィスに行かず、お家でお仕事可能です。ところが私のお家(アパート)は狭く仕事部屋はないため、集中できないという難点がありました。
夫もテレビを見てしまったりと仕事どころではないため、ダラスに引っ越してきた当初は毎日カフェに行っていました。(Whole foodsの無料フロアも検討しましたが、集中できなかった)
しかし、カフェは「お昼ご飯問題」という難点があります。午前中にカフェに行き仕事、ご飯を食べるために外食、午後もカフェで仕事…となると、カフェ代が2回かかってしまうんです。カフェで持参するお弁当食べるわけにもいかず…。お昼のために一度家に戻るのも面倒で。
さすがアメリカ!コーヒー一杯でも$5ぐらいかかってしまうので、カフェ代2回$10+お昼代$15=$35といった具合で、仕事しているのに、全然儲からない本末転倒なことに…。
そこで前から興味があったシェアオフィスCommon Deskを利用することにしました。

Common Desk

ダラスは大きな都市なので、シェアオフィスはたくさんあります。中でも私の家からアクセスがしやすかったCommon Desk(Deep Ellum支店)は最高のオフィスでした。
ダラスとオースティンにあり、現在すごい勢いで支店を増やしています。ダラスには数多くシェアオフィスがありますが、Common Deskはかなり知名度が高い方だと思います。

こちらが受付カウンターです。利用している人しか入れない仕組みなので、不審者が入ってくることはありません。撮影時は18時ぐらいだったので人が映っていませんが、コアタイムはたくさん人います。

下の写真でお分かりいただけるかと思いますが、2階は一般的な会社が入っています。私たちがシェアオフィスとして利用できるのは1階部分です。どこの席でもOK!すべてにコンセント、Wi-Fiがあります。

一番のメリットはキッチンがあるので、お昼ご飯をオフィスで作ることができました。Common Deskはいくつか支店があり、入会している人はどの支店でも利用可能ですが、キッチンはDeep Ellum支店が一番充実しておりました。
オーブンもあります!しかも、基本的な調味料も全てそろってます(醤油はないが)。また、食器洗浄は係の方がやっていただけるので、洗い物はしなくて良いんです!ありがたや。

大きな冷蔵庫もあるので、利用者はみな1週間分の食材を入れていました。

この大きな窓ガラスがある開放的なスペースで昼食をとることができます。たまに、そこで知り合った方と会話することも。外にもテラスがあるので、晴れた日は外でご飯食べたりしていました。
また、コーヒーやお茶、トポチーコ、そしてなんとビールも飲み放題!!でも、ほとんど誰もビール飲んでいませんでした(そりゃそうか!)
カフェラテやエスプレッソもありますが、なぜかそれは有料です。

そして、驚くべき施設はまだまだあります。
こちらはミーティングルームです。規模は大小いろいろ、全部で10室ぐらいあります。アプリで簡単に予約し、利用可能。ホワイトボードやテレビなどもそろっています。

こちらはチャットルームです。私は英会話のオンラインレッスンの際は空いているチャットルームでやっていました。チャットルームは予約不要で全部で6個ほどあります。

そして、さらに驚きのナップルーム。たまにお世話になりました。笑

シャワールームも。私たちは朝フィットネスから直接行くこともあったので、汗だらけの夫はたまに利用していました。

ソファー席もあるので、気分転換に座席を変えたりしながらお仕事しています。

スマホの充電場所もありますし、気分転換用にランニングマシーンも。その奥には(買ったことないけど)お菓子なども売っています。
写真は撮りませんでしたが、トイレもキレイで、マウスウォッシュや歯間ブラシなども置いてあります。

冒頭に不審者は入れないと書いたのですが、利用者の知人やビジネスパートナーなど、室内でミーテイングする目的でしたら、入ることができます。私も英会話の先生との授業はこちらで行っていました。
Common Deskは24時間開いていますが、受付の人がいるのは8時から17時です。
※これらの施設はDeep Ellum支店のものです。支店によって設備は異なります。

メリット

いうまでもなく、とても便利!お昼ご飯も自炊できるので健康的。一日のルーティンも定まり、心身共に充実していました。
多くの人と触れ合う機会が増え、新しい出会いもあります。そこからビジネスに発展することもありました。
土曜日にプレイノでお友達と会う約束あるときは、早めに家を出て、プレイノのCommon Deskで一休みに利用したこともありました。
福利厚生制度的な扱いで、無料イベントも充実。毎週水曜日の夜はワイン会、毎週金曜日の朝はコーヒー会などがあります。よく私たちが利用していたのは、この近くの美容学校の生徒が一ケ月に一度オフィスにきて、髪を切ってくれます。まだ美容師になる前の学生なので無料です。
書ききれませんが他にもたくさんイベントがありました。

Common Deskは今はダラスとオースティンにしかないシェアオフィスですが、提携のシェアオフィスが各州にあり、場合によってはそちらも利用可能です。
以前、夫がサンフランシスコに出張に行った際に、提携のシェアオフィスを利用しました。ただ、座席は利用できたそうですが、飲み物は有料だったりと、システムは各オフィスでバラバラのようです。

デメリット

これだけの施設がそろっているわけですから、当たり前ですが、値段が高い!(これについては後述します)
駐車場が近くにない…。オフィス内は寒い(私はブランケット持参)
デメリットはこんなもんですね、少ない。

値段比較

いくつかプランがあるので、詳細はHPからご覧ください。

一日にカフェ2回利用

カフェ代2回$10+お昼代$15=$35(平均)

Common Desk利用

私たちのプランは1カ月税込み一人約$283です…。うーこうやってみると高い!!
土日はほとんど利用していないので、1カ月に大体20営業日通うとすると…
$283÷20日=$14.15/1日当たり

$35-$14.15=$20.85
1日当たり$20お得!!一回で$283 払うのはとても心苦しく、痛手に感じていましたが、やはり比べてみると、とてもお得なことがわかりました(お得だから通っているんだけど)。なおかつ、同じ場所で作業ができるので、仕事の効率はグンとアップ!カフェはコンセントをさす場所が見つからなかったり、Wi-Fiが安定しないこともありますが、そういった心配は一切ありません。

※ただ、今月(6月)は元々所用がたくさんあり、Common Deskに行ける日が少ないので、これでは元が取れないと判断し、お休みにしました。しかし、お休みの月でも$25払う必要があります!これぞザビジネスって感じですね。トホホ…。来月(7月)からはまた通う事になると思います。

まとめ

日本でもひと昔前にノマドライフという言葉がはやりましたが、アメリカは日本以上にノマド生活がしている人が多い印象です。なおかつ、ダラスは今、爆発的に人口が増えていることも重なり、シェアオフィスもどんどん増えています。
今回紹介したCommon Deskも新しい支店がどんどんできるようなので楽しみです。

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