10月初旬にダラスから車で1時間半のタイラー市に行きました。いくつか観光名所がありますが、中でも一番有名なので「ローズガーデン」です。タイラー市は別名『バラの街』と呼ばれているんです。
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Tyler Rose Garden
ここは東京ドーム約1.5個分の敷地に35000本、500種類以上のバラが植えられています。バラの見ごろは毎年5月と10月の年2回。今年はパンデミックの影響で中止ですが、毎年10月にはテキサスローズフェスティバルという盛大なお祭りも開催されています。
ガーデンでは、結婚式などの催しものもできるようです。
私は10月初旬に訪れ、少し最盛期より早かった感じはありましたが、それでもキレイなバラを見ることができました。バラの種類も色々あるんですね~品種まではちょっと分かりません。
これが最高級のTHEバラって感じでした(笑)美女と野獣って感じ。
タイラー市では1879年にばらの販売がなされていた記録が残っているそうですが、産業として発展したのは20世紀に入ってから。1950年代後半には、タイラー市周辺に300軒以上のばら農家があり年間2,000万本以上を生産していたそうです。その後ばらの生産量は減り、1990年代にはタイラー市周辺のばら農家は25軒以下、年間生産量は500万本程度と減ってしまいましたが、それでも全米の生産量のうち16~20%を占めているそうです。つまりアメリカのバラの5本に1本はタイラー産ということですね!
まとまって咲いているのが本当に一部でしたが束になるとまた素敵ですね。色も赤や白だけではなく様々な色があって本当にキレイ~
ここローズガーデン創設プロジェクトは1938年頃からあったようですが、第二次世界大戦による財政難などからなかなか進まず、1952年にようやくオープンすることができました。最初は3000本のバラしかなかったそうですが、徐々面積を拡大、土壌の改良なども重ね、現在の規模になりました。
最近は品種改良されてトゲがあまりないバラばかりですが、中にはすごいトゲがあるバラもありました。痛そう((+_+))
またタイラー市は千葉県八千代市と姉妹都市だそうです。へぇ~
ガーデンに併設するローズガーデン博物館ではテキサスローズフェスティバルに関するものが展示されています。毎年10月第3週の週末3日間にテキサスローズフェスティバルが行われます(2020年は中止)。こちらはローズガーデンの創設よりも早く1933年頃から行われ例年何千人もの観光客でにぎわうそうです。
フェスティバルではパレードの他、タイラー市民の中からローズクイーン(いわばミスローズ)を選出するイベントがあるようで、煌びやかな衣装を身に纏うとか。その衣装なども展示されていました。宝塚っぽいですよね!
私たちは朝9時ぐらい行ったかいもあり、全く他の人がいない中みることができました。
たぶん2週間後ぐらいが一番たくさん咲いていたような気がします。
最盛期の時期に行くことができればとても素敵なガーデンだと思います。HPなどにはお花の見ごろなどに関する情報がないので、インスタで検索してお花の状況を見るのがよいかと思います。
最後に遠近法で面白画像を撮ってみたので載せておきます。
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